東京で離れ離れになった家族と会いたいなら
■離婚した親と会いたい
日本では離婚率も高くなる一方ですが、離婚後も面会権があって、月に1度は離れて住む親と会えるケースがある一方、離婚後、もう一方の親と一度も会ったことがないという方も少なくありません。
離婚理由が不倫などで、子どもを引き取ったほうの親が酷く怒っており、子どもと会わせようとせず連絡もシャットアウトしているケースもあります。
また、離婚当初は面会することや連絡し合っていたものの、再婚して再婚相手との間に子どもができてしまうと、パタリと連絡が途絶えるケースも少なくありません。
そんな親と大人になってからでも会いたいと思ったらどうしたら良いのでしょうか。
■血の繋がりはあっても
親子なので血の繋がりはあり、相続権などもあるはずでも、別れた親同士は赤の他人です。
幼い頃に離婚している場合は、事情もわからず、どこにいるか定かでないケースがほとんどです。
結婚していた時は足立区に住んでいたけれど、離婚して葛飾区に引っ越した、離婚した親は渋谷区に引越したらしいけれど、その後さらに品川区に引越し、その後はどこに住んでいるかも不明など、お互いに住所が頻繁に変わるケースも少なくありません。
祖父母が存命で連絡が取れれば、なんらかの情報も得られますが、祖父母も亡くなっていて、親戚とも疎遠となれば自分では探しようがありません。
■探偵に調査依頼を
自分だけでは探し方もわからず、時間の余裕もないといった時には、探偵に調査を依頼するのも一つの方法です。
幼い頃の離婚の場合、顔もよく覚えていない、おぼろげな記憶しかないかもしれません。
写真もないといった場合もあると思いますが、できる限り覚えている情報を伝えましょう。
もし、引き取った親やそのほかの親戚で協力してくれる人がいれば、その人からも情報をもらいます。
氏名や生年月日、その当時の職業や勤務先、昔の写真、かつて住んでいた地域や住所、連絡が取れなくなった時期など、とにかく細かく伝えてください。
場合によっては、当時から同じ勤務先に勤めているなどして、意外に早く見つかるケースもあります。
■会いたいと思ってもらえるか
所在がわかったとしても会えるとは限りません。
再婚相手に遠慮する場合や再婚相手との子どもが多感な時期だから会うのは避けたいというケース、離婚した元配偶者と会わないと約束しているから無理など、いろいろな事情もあります。
探偵に交渉をしてもらうことやせめて手紙などを渡して気持ちを伝えられないかなど、サポートしてもらいましょう。