ネットと実際の両方からのストーカー被害も探偵に相談を

■SNSでのリア充配信が危ない

最近はインスタ映えやリア充といった言葉がトレンドとなり、自分のSNSに、私は毎日楽しい、幸せ、こんなにおしゃれな生活を送っていると写真をアップしては満足している方も多いのではないでしょうか。
実際の友人の間だけに公開制限しているなら良いですが、たくさんの人に私のことを見てほしいと公開設定にしていると危険なことも多いです。
たとえば、勤務先がある六本木にある、いろいろなお店に行ってはランチをする様子をアップするとしましょう。
人気のお店でランチを楽しんでいることを自慢したくて店名を載せるのはもちろんのこと、店名を伏せても、インスタ映えする食べたメニューの画像をアップすれば、どこのお店で食事をしたのか、簡単に特定されてしまいます。
日々、六本木や表参道、浅草や自由が丘、渋谷など東京のお店を転々としているグルメブロガーならともかく、毎日職場近くのお店ばかりに行っていると、よく出入りしているお店が特定される場合や行動パターンがわかってしまうので要注意です。

■特定性が高い画像のアップは危険がいっぱい

自分は可愛いとばかりに写真も一緒にアップしていれば、どこからともなく、あなたを狙う人が現れるかもしれません。
SNS上で目をつけられ、ランチに行くお店を調べることで、職場のある場所も特定されてしまうことがあります。
職場でのランチタイムは1時間と制限がありますから、そこまで遠出はできないためです。
行動エリアが限定され、ランチタイムの時間も特定されてしまうと、ネットであなたに目をつけた人が、ある日突然、声を掛けてくることやあなたの気づかないところで、あなたの写真を撮影しているかもしれません。
写真を撮影して自分で眺めて楽しむ程度で済めばまだしも、ネット上で拡散されたら大変です。
さらに、職場を突き止められ、仕事が終わるまで外で待たれて尾行され、自宅を突き止められるリスクもあります。
ネット上であれ、実際にであれ、ストーキングの不安が出たら、早めの対処が必要です。

■探偵に特定してもらう

警察への被害届も大切ですが、実際に怖い目に遭うなどなんらかの被害が出ないと捜査が進まない場合があります。
もしかしたらという不安やちょっとしたネットの嫌がらせレベルの場合は、探偵に相談しましょう。
ネット上での相手の特定や身辺調査、実際にランチ時の動向調査や職場周辺を見回ることで、相手を特定し、警察への連携もしやすくしてくれます。