フリーランスの事業主と東京でビジネスをする前にしておきたいこと
■東京で増えているフリーランスの事業主とビジネスを始める前に
近年はフリーランスとして仕事をする個人事業主が増えており、大手企業でもフリーランサーと請負契約などを締結したり、仕事を依頼したりすることも増えてきました。
企業の後ろ盾のない個人であるため、万が一、仕事で失敗したり、トラブルが発生したりした際に責任が取れない、損害を賠償する資力がないといったリスクもあります。
また、企業の1スタッフとは異なり、個人としての存在感が大きくなるのが特徴です。
たとえば、企業のアンバサダーに就任したり、企業のサイトなどで大々的に紹介されて仕事をしてもらったりするような場合に性犯罪や暴力事件、飲酒運転、薬物犯罪などのトラブルを起こされたら大変です。
顧客情報の流出や悪用、金銭の横領など企業へ大きな損害を与えたり、企業の信用失墜につながったりするトラブルも考えられます。
そのため、大きな仕事を任せる場合や大きな金額が動く仕事、個人の行動が大きく影響する仕事を依頼する場合には、仕事ができる能力やスキルなどの実績や経歴だけでなく、その人の性格や行動歴などの素性も問題がないことを確認してからにしたいものです。
■探偵に素行調査を依頼しよう
履歴書などの書類や面接では表面的な情報しか得られず、リスクのある人物かは確認が難しいものです。
SNSなどをチェックすることで裏の顔が見えることもありますが、別名でアカウントを持つなど調べきれません。
探偵に依頼すれば、本人を尾行して日々の生活に怪しいところがないかをチェックしたり、これまでの取引先や勤務先などにあたってトラブルがなかったかなどを調べたりしてもらうことが可能です。
たとえば、実は歌舞伎町でホストをしているとか、薬物犯罪で検挙者が出た六本木のクラブに夜な夜な足を運んでいる、銀座の高級クラブのホステスに貢いでいるなど、よからぬ情報が得られることもあります。
秋葉原にある闇金に出入りしていた、週に3回も消費者金融のATMを利用していたなどお金の使い方が派手な生活やお金に困っている場合、資金横領などのリスクも高まるので注意しなければなりません。
フリーランサーのホームページなどには、自分の想いを実現したいなどの開業理由や、高らかな理想が掲げられているものです。
ですが、実際にはパワハラやセクハラを起こして自主退職していたり、痴漢や飲酒運転、横領などの犯罪を行って懲戒解雇となったりし、個人で仕事をせざるを得ない立場になったケースもあり得ます。
なぜフリーランスになったかも、探偵による素行調査でチェックしましょう。