浮気調査の調査報告書

通常、浮気調査の終了後には調査報告書を作成されます。
調査報告書には調査対象者の写真、時間、行動、場所、人物の特徴などが細かく記述されます。調査対象者の行動は分単位で記載され、日時の入った写真が添付されます。
浮気調査を開始した時間から、終了までの調査対象者の行動記録が調査報告書に記載されます。
浮気調査の場合、不貞行為の確認が目的になりますので、ラブホテルや浮気相手の自宅の出入りなどを主に撮影します。ラブホテルへの出入りの写真は浮気をしている決定的な証拠になると言われています。
調査内容や調査機関により、調査報告書の枚数は変わります。

■調査報告書の記載内容例
・調査開始時間の開始場所
・調査対象者の行動記録
・調査対象者の立ち寄り先
・調査対象者の接触者
・移動の交通手段の記録
・交通機関の詳細
・調査報告書に動きがない場合は張込み時の経過記録
・調査対象者の行動記録、経過記録の写真
・調査終了時間の場所
などが調査報告書には書いてあります。

調査報告書も調査料金同様に探偵事務所により異なりますので、浮気調査を相談されるときには、どんな報告書を作っているのか、どのような証拠写真を撮影してくれるのか、夜間の撮影も可能か、裁判で使用できる報告書なのか等を確認することをおすすめします。

■調査報告書の活用方法
調査報告書によってパートナーの浮気が明らかになったあとは、今後の自分の方向性をあらためて考えることができます。浮気の証拠をパートナーに提示して、浮気相手と別れるように要求するのか、離婚を決断するのかの選択を考えることができます。
離婚を選択した場合は協議離婚や離婚調停の際に調査報告書が役立ちます。
また、パートナーを有責配偶者として離婚されないようにできます。有責配偶者とは離婚原因を作った配偶者のことで、裁判で有責配偶者と認定されると、原則として有責配偶者から離婚を請求することはできなくなります。浮気を疑ったり証拠を提示したりすると、パートナーから離婚を切り出される可能性もありますので、離婚を避けたい場合はパートナーを有責配偶者としてパートナーから離婚を求められることを阻止できたりすることもできます。

浮気問題や不倫問題では浮気の証拠があることにより、自分が有利になってその先の話を進めていくことができます。
浮気の調査結果である調査報告書は後に離婚をする際の裁判などでの重要な証拠として使用することがありますので大切に保管しましょう。

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