離婚の知識を覚えておこう

■離婚の原因は、性格の不一致が多い

通常、好きな男女が恋愛から進行して結婚するのが一般社会の仕組みになります。
家庭を持ち、子どもが生まれれば幸せな瞬間です。
しかし、順風な家庭生活が一転、夫婦仲が険悪になり「離婚」へ進むケースもあります。
離婚は、20代、30代が一番多く理由もいろいろあります。
20代の離婚で多いのが、「浮気」と「性格の不一致」です。
浮気の場合、男性が圧倒的に多く女性から離婚を求めるケースがほとんどです。
職場、遊びなどで知り合った女性と数回関係を持ったことがバレて離婚へ発展します。
また、意外と多い理由に、性格の不一致もよくあります。
付き合っているときは、良い感じで不満もなかった間柄から、結婚してから、奥さんの性格が変わり喧嘩が絶えない家庭になることもあるのです。
性格の不一致が理由の場合、男性から別れを切り出すことが多いようです。
女性は、結婚後、少し性格がキツくなることがあります。
子育てやお金のやり繰り、生活の大変さなどから怒ることが増えます。
そのため、夫が耐え切れず離婚を切り出すケースへ発展しやすくなるようです。
性格の不一致にならないためには、交際中に相手の性格や欠点を知っておくと良いです。
それを受け入れる心があれば、結婚生活はうまくいき長く続きます。
また、そのほかでは、夫の暴力、ギャンブル好きから借金などが離婚の原因にあります。

■離婚するには、流れがあるので気を付けよう

離婚は、家庭を捨てて夫婦が別れ別々に住むことになります。
子どもがいれば、子どもとも別れることになるので大変です。
もし、本当に離婚をしたくなったとき、少し心を落ち着かせて考えてみましょう。
一瞬の感情や突発的に思ったなら、離婚はしないほうが良いです。
しかし、どちらかが長く離婚したいと思っていて修復不可能と判断した場合、話し合い、離婚という結論を出すしかありません。
原因がわかって、解決しようとしたが駄目なケースでは離婚がベストです。
また子どもがいる場合、年齢によっては離婚を延ばすことが良いケースもあります。
子どもが中学3年生、高校3年生で受験が待っている時期です。
この時期に、離婚問題が出ると、子どもは勉強に集中できなく大変です。
さらに、受験後のお金にも影響が出てくるので夫婦の問題だけではなくなります。
離婚を切り出す場合、子どもの将来をあらかじめ考えて判断するようにしましょう。
また、離婚の流れでは、「親権」「財産分与」「慰謝料」「養育費」などの話し合いも必要です。
いわゆるお金の話し合いになり、一番大変な問題に発展することもあります。
このとき、口約束するだけじゃなく「離婚協議書」として書面に書いておくことが大切です。
そして、「公正証書化」しておくようにすると、確実な証拠となります。
もし、夫婦間で決められなければ、「弁護士」「裁判」などで決める方法があります。
弁護士に依頼する場合、親族などに紹介してもらうのも良いです。
その後、裁判などで離婚に対する結論が出れば、離婚届を市役所に提出します。