浮気調査で用いられるフォレンジック調査とは?
■浮気調査で大切なのは決定的な証拠を得ること
夫がどうも浮気をしているようだと思っても、なかなか確たる証拠が掴めないことが多いものです。
浮気は離婚問題に発生することも珍しくありませんが、決定的な証拠がない限り浮気を認めさせるのは大変難しいといって良いでしょう。
浮気の事実や証拠がなければ、離婚調停はもちろん慰謝料の請求もできません。
そのため浮気調査では、裁判で必ず勝てる証拠を見つける必要があるのです。
■デジタル機器には浮気調査で有力な証拠が残っている
証拠が掴めないために浮気の事実を認めさせることができない場合や慰謝料請求ができないときは、スマートフォンやパソコンなどにデータが残っていないかどうかを調べるという浮気調査の方法があります。
浮気調査の依頼が増加している背景には、SNSを通じて見知らぬ男女が簡単に会うことができるようになったことが挙げられます。
スマートフォンでのLINEやメールなどでやり取りができ、アプリによっては浮気用アプリであることを巧妙に隠しているものも少なくありません。
浮気調査を行った探偵や裁判を担当した弁護士によると、浮気をした8割以上の人が浮気相手との連絡にスマートフォンを使用していました。
しかしデジタル機器でのやり取りは、たとえメッセージを消去したとしても復元させることが可能です。
探偵事務所では高性能の調査機材を導入し、探偵による浮気調査が難しい場合でも証拠を掴めるようにしています。
■データの復元で掴める証拠とは
スマートフォンやパソコンに残されていたはずのデータを復元し、調査する方法が「フォレンジック調査」と呼ばれるものです。
特に浮気に使用されやすいスマートフォンには、位置情報やチャット履歴、発信者・着信者履歴などが残っています。
浮気がバレないように消去しても、フォレンジック調査ならデータを元に戻すことが可能です。
浮気調査では浮気相手と会っていた場所や時間を特定することが重要ですが、位置情報データを復元して調査すれば浮気の実態を掴めることができます。
またチャット履歴の復旧でも浮気相手とやり取りした履歴がわかりますし、発着信履歴も同様です。
浮気の事実がデータで残っていれば大きな浮気の証拠となりますので、浮気調査では探偵の経験や勘はもちろん、消されたデータを復旧させる浮気調査を行うことも重要となります。
フォレンジック調査は、裁判で勝つための法的な証拠性を明白にしてくれる浮気調査法です